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昨日の小説を少し変えてみましたwwwなのフェイ前提ティアなの小説「罪と罰」
爽やかな絵を書こうかなとも思ったんですが、マイミクさんが色々アドバイスしてくれたのでちょっと修正です。
まあ、まだまだ未熟な面は多いのですが昨日よりかちょっと変わったかも!!
うん。少しエロくなったwwww初めてこんなん書いたよ!!戸惑ってるよ!!しかもエロいのとか勉強したことないからわからないよ!!w
恥ずかしいねー(ノ∀`)
まあ、慣れだろ!慣れ!!
じゃあ注意書き♪
注意
1、この小説はなのフェイ前提ティアなのです
2、化ケモノよりかグロいかもしれませんw
3、ちょっと性的な描写もあります(内容は15禁程度)
4、読んだ後の後味が最悪です
5、ヤンデレ要素強いです
6、ここ重要!!みんな大好きフェイトそんの死にネタあります!!ごめんなさい!!
グロさもエロさもましてしまいますた(ノ∀`)!!
昨日と同じようにこの注意書きみてダメだと思った方はバックしてください(><)さーせん
で、昨日と同じようにコメ返信はまたの機会でお願いしますーorz
「罪と罰」ーティアナsideー ザーザーザーザーザー
ザーザーザーザーザー
テレビのノイズのように不快な音を流す雨音に苛立ちを覚えながらティアナは目を覚ました。
ミッドチルダは今月に入り梅雨入りをしたらしく、毎日のように止むことのない雨と五月蝿い雷の音を出し続けている。
今日こそは真っ青な空を。と期待していたのにも関わらず、いつもと変わらず最悪で憂鬱な天気。
もう6月だというのに冷える手足を摩りながら、まだ出勤まで寝ていたいという願望の方が強く布団を被ろうとする。
しかし、何度布団を自分に寄せようと引っ張ってみても布団は動いてはくれなかった。
「………?」
この不思議な現象に首を傾げながら布団が動かない原因を探してみる。
見慣れぬ天井。
裸の自分。
…なのはさん。
まったくもって理解不能な現状。
なぜ自分はなのはさんの部屋で、寝ているのか。
…いや、そんなことよりも。
なぜ隣になのはさんが寝ているのか?だ。
普通に考えればそれは当たり前なことで、この部屋の持ち主であるなのはさんがなのはさんの部屋で寝ていても可笑しなところは何もない。
この部屋で可笑しなことがあるとすれば、それは…私だ。
昨晩何があったのか。
自分が何をしてしまったのか。
どんなに記憶を呼び起こしても納得のいく答えが出ることはなかった。
「くしゅん!」
隣で寝息を立てていたなのはさんが寒そうに体を震わせる。
それもそのはず、上半身だけ起こし考えに没頭していた自分は結果的になのはさんが被っていた布団をも捲り上げてしまっていたのだから。
急いで布団から体を起こし、本来の主の元へ布団をかけてあげる。
するとそれは規則正しく、上下運動という動きを活動させ始めた。
しばらくボーとその運動を目にしていたが、冷たい外気に晒され冷えてしまった自分を包み込もうと両手を体に巻きつける。
そこで再び自分が裸であることに気がついた。
「服…着なくちゃ…」
なんとも間抜けな一言だが、今の自分はそれどころではないのだ。
周りを見渡すとベッドのすぐ脇に脱ぎ散らかしてある自分の服が目に付いた。
服を手に取り、しわを伸ばしながら時間をかけて着る。
悴んだ手は思うように動いてはくれず、改めて自分が冷え切っていることを実感した。
服を着ている間は、深夜ドラマや大人向けドラマなどでよく見るシーンが映し出されていた。
テレビではこうやって服を脱いだ後…男女が大人な関係をするものだが…
そこまで考え頭をブンブンと横に振る。
自分は、なんてことを想像してしまったのだろうか。
空の上を行く憧れの人を平凡な自分がこの手で抱き穢すなんて。
それに、なのはさんにはフェイトさんという立派な恋人がいるのだ。
にも関わらず、そのような想像をしてしまうなんて自分はなんて不謹慎なのだろうか。
自虐的に自分を責めながら、どうしようもない考えを葬り去ろうとする。
「もう忘れよう」
誰に言うのでもなく一人で呟き、気付かれないうちにこの部屋から立ち去ろうと雨音よりも静かに歩みを進める。
部屋の出口でもあるドアに手を差し伸べようとしたその時、思い切り服を引っ張られた。
「ティア…どこに行くの??」
ふとした違和感。いつからなのはさんは自分のことを“ティア”と呼ぶようになったのだろうか?
しかし、今はそんなことより普段の凛々しいその姿からは想像することの出来ないほどか細い声を発し、震えているなのはさんの心配をすることの方が重大だろう。
「なのはさん??大丈夫ですか…???」
そう言いながら後ろをゆっくりと振り返ると涙で顔を晴らしたなのはさんが自分をどこにも行かせまいと必死にしがみ付いている。
「どこに行くの?ねぇ??どこに行くの??」
服に顔を埋められているため、なのはさんがどんな表情で聞いているのかわからない。
けれども、語尾にははっきりとした問い詰めの意味が込められていた。
「えと…自分の部屋に…」
この状態で、どのくらいの時間が経ったのだろうか。
外で降り続けている雨はさっきよりも激しさを増して今にも雷を撃たんとし、風が木々を豪快に揺らす。
しかし、この部屋の状態は変わることなく、ただただ時計の秒針を刻む音だけが静かに響いているだけであった。
自分はというと震えるなのはさんに手を回すことも出来ず。
この世界が本当に現実なのか、夢ではないのか、とひたすらに頭を悩まし続ける。
すると少し落ち着いたのか、なのはさんはゆっくりと体を離した。
「にゃ…にゃはは〜…ごめん!ごめんねティア!!びっくりさせちゃったよね。ティアはただ自分の部屋に戻ろうとしただけなのに、私ったら取り乱しちゃって…その本当にごめんなさい。」
「いえ。私は別に構いませんが…あの…私……部屋…帰りますね…」
ああ!!自分はなんて臆病なのだろうか!!
何もやましい気持ちが無ければ堂々と自分がなぜこの部屋で寝ていたのか聞けることができたと言うのに…
ドアノブの冷たく重い感触をゆっくりと回しながら部屋を出ようとドアを開ける。
廊下の真新しい寒さに体を預けようとしたその時。
腕を引っ張られ、頬になのはさんのキスを落とされた。
「ティア…今日も、待ってるからね?」
……キョウモ???
その言葉を聞くやいなやなのはさんを思い切り突き飛ばす。
ガッターーーーン!!という擬音と共に地に落ちた憧れの空の上の人は無様にも怯えた目で凡人な私を見つめていた。
「今日も…今日もって何なんですか!?意味がわかりません!!それに、いつからなのはさんは私のことを“ティア”って呼ぶようになったんですか!?なんで私はなのはさんのベッドで…裸で寝てたんですか!?!?」
「あっ…ティ…ティァ…」
「なんでそんな目で見るんですか!!なんであんなことするんですか!!なんで…フェイトさんはどうしたんですか!!!」
ああ、喉が痛い。
体が熱い。
自分は何をこんなに怒鳴っているのだろうか。
なのはさんは何故あんなことをしたのだろうか。
フェイトさんはどこにいるのだろうか。
そんなことを考えながら無我夢中で自分の部屋まで逃げ帰る。
怯えた表情をしたなのはさんを置き去りにして、向かい合うことの出来なかった自分は安堵を求め自らの部屋へと走っている。
手足の疲れなど感じず、外気の冷たさなどわからず、外から窓を劈くほどの雨音にも耳を奪われること無く走った。
向かい合うことが出来なかったんじゃない。
あの誇り高く自分を導いてくれた人が怖かったのだ。怖くて怖くて怖くて怖くてどうしようもなく恐かったのだ。
息を乱しながら自分の部屋のドアを開け放つ。
いつもの見慣れた天井。
スバルと共用の二段ベッド。
ティアナ・ランスター。
良かった…ここは、何も変わらない。
自分だけの世界であり、全てを受け入れてくれる空間。
「スバルは…もう出勤しちゃってるか。」
いつも笑顔で話しかけてくれる同居人の不在に戸惑いつつも、今の自分の状態を見せなくて済むことにホッと胸を撫で下ろし息を整える。
手足の疲れからか自然と足がベッドへと向かい、なんとも言えない寒気に身を縮ませ布団をめくる。
「疲れた…今日はもう寝よう…」
いつの間にか外では雷が我が物顔で鳴り響いていた。
「……雷」
そういえば、フェイトさんはどこに行ったのだろうか。
どこに行ってしまったのだろうか。
どこか出張に出てしまったのなら早く帰ってきて欲しいのだが…
ベッドに入り込むと何か硬く冷たいものが足に当たった。
「?なに…???」
自分の部屋にあるはずのない異物。
それは一体なんなのか知りたくて手を伸ばした。
その異物が何なのかとても気になるのに、それに触れてしまったら後には戻れなくなるタブーを犯している感覚。
手が震え、胸は五月蝿いくらいに警戒音を出している。
後ろでは、その行為そのものを叱らんと天候が怒り狂い、自分のことを止めようと窓がガタガタと音を立てていた。
雷はどんどん近づいているのか、光と音が少しずつ重なり始めている。
そして、その異物に触れたとき雷が真後ろに、落ちた。
「あ……あ……いやあああああああああああああああああああああああああああ」
気付かなければ良かった。自分の部屋の異物になんて気付かなければ良かったのだ。
その異物は、銀色に煌きその身を真っ赤に濡らしながら雷の光を受けて金色に輝く鋭利なナイフ。
「そうだ…私は……フェイトさんをこの手で」
蘇るのは自分の罪。なのはさんのことが好きで好きで堪らなかった日々。渦巻く欲望。枯渇した愛情。実行された計画。成功した罰点。上司を埋める感触。
ああ。自分はなんて愚かなやつなのだろう。
自分の欲望に全てを囚われ、大切な上司をこの手で切り刻み、真っ赤に染め上げ、生きている証である音を止めてしまい、結果的に愛する人を傷つけてしまった。
「謝ろう。白状しよう。罰を受けよう。」
それで、何が変わるかわからない。
いや、こんなことをしても何も変わることが無いのはわかっている。
でも、重いのだ。未熟で凡人な自分が持つには重過ぎる罪なのだ…
ならば、いっそのこと愛する彼女の手でそれ相応の代価を支払って貰おうではないか。
ペタ、ペタ、ペタ、と先ほどとは真逆の足取りで愛する人の元へと向かう。
息をするたび白い息が吐き出され、目からは涙が止め処なくあふれ出ていた。
いつの間にか雷は遠のき、再び雨音が世界の音を占領している。
しかし、手に持ったままのナイフは怪しく金色に輝き続けていた。
さっきはとても長く感じられたこの廊下も今は短く感じる。
何故なら目の前には既に愛する人がいる部屋のドアが見えていたから。
コンコンと軽快な音でドアをノックすると、すぐになのはさんの姿が現れた。
さて、どうやって切り出そうか…まあ、どうでも良いか…
自分の罪を白状して楽になろう。
今の自分にはそれしか考えが無かった。
「なのはさん。私」
「ティアナ!!!どこ行ってたの???ねえ!!私が悪かったのなら謝るから!!!ほら、呼び方だって昔みたいに戻したよ??私ティアナ好みの人になるから!!!!だから離れていかないで??フェイトちゃんみたくどこかに行かないで!!!ねえ…お願いだからぁ…」
そう言ってなのはさんが汚い自分を抱きしめる。
小さく弱くなってしまった教導官。
もし、自分が本当のことを白状したのなら、この人は壊れてしまうだろうか。いや、もう充分壊れているのならその先は…。
今わかった。
これが、自分が犯してしまった罪の重さ。受けるべき罰。
贖罪と称して愛する人に刺されるなんてことは夢のまた夢。
忘れよう。今日あったことの全てを……それでは、まだダメか。
それなら、フェイトさんをこの手でかけてしまってからの今日までの日々の記憶をどこか深いところへ閉じ込めよう。
きっと昨日の自分もそうしたに違いない。そうして私は変わることの出来ない日々を送り続けるのだ。
壊れてしまった愛する人と一緒に、壊れたおもちゃのように。この歯車の狂った世界を逝き続けよう。
「なのはさん…なのはさんはそのままで良いんですよ。」
「ティぁ…ん、はぁ…」
全てを忘れさせる甘美な接吻。
一時の快楽に身を任せ、明日への準備を始める。
いつもの場所に服を脱ぎ散らかし、いつものように愛する人を抱く。
「ティア…ナ……はぁ、ふっ…ィアな!!!もう……んっ!!!!」
「…はぁ…はっ……ティア…で良いです…ティアが良いんですよ……なのはさん……」
変わらない日々。変わることの出来ない地獄。健忘と想起。戻れない日常。
目の前に差し出されたパンドラの箱を愚かにも開けてしまった哀れな少女。
この箱を見つけ続ける限り、このお話しは終わることはないだろう。
隣で眠る愛しい人の寝顔。
その顔を眺めながら、最後の仕度に取り掛かる。
手には銀色に煌きその身を真っ赤に濡らしながら雷の光を受けて金色に輝いていた鋭利なナイフ。
そっとドアを開け、長い廊下を歩き、自分の部屋へと足を進めた。
外は小雨が降り続け、灰色の雲が窓いっぱいに広がっている。
明日もまだ真っ青な空は見ることは出来なさそうだ。
あとがき
どこが変わったかと聞かれたら微妙に変わったとしか言いようがないんですが、一応こんな感じに仕上がりましたーwww
あー眠いっす!!とりあえず無限ループって怖くね??がテーマな感じ!w
じゃあ、お休みなさーい(ノ∀`)ノシ
まあ、まだまだ未熟な面は多いのですが昨日よりかちょっと変わったかも!!
うん。少しエロくなったwwww初めてこんなん書いたよ!!戸惑ってるよ!!しかもエロいのとか勉強したことないからわからないよ!!w
恥ずかしいねー(ノ∀`)
まあ、慣れだろ!慣れ!!
じゃあ注意書き♪
注意
1、この小説はなのフェイ前提ティアなのです
2、化ケモノよりかグロいかもしれませんw
3、ちょっと性的な描写もあります(内容は15禁程度)
4、読んだ後の後味が最悪です
5、ヤンデレ要素強いです
6、ここ重要!!みんな大好きフェイトそんの死にネタあります!!ごめんなさい!!
グロさもエロさもましてしまいますた(ノ∀`)!!
昨日と同じようにこの注意書きみてダメだと思った方はバックしてください(><)さーせん
で、昨日と同じようにコメ返信はまたの機会でお願いしますーorz
「罪と罰」ーティアナsideー ザーザーザーザーザー
ザーザーザーザーザー
テレビのノイズのように不快な音を流す雨音に苛立ちを覚えながらティアナは目を覚ました。
ミッドチルダは今月に入り梅雨入りをしたらしく、毎日のように止むことのない雨と五月蝿い雷の音を出し続けている。
今日こそは真っ青な空を。と期待していたのにも関わらず、いつもと変わらず最悪で憂鬱な天気。
もう6月だというのに冷える手足を摩りながら、まだ出勤まで寝ていたいという願望の方が強く布団を被ろうとする。
しかし、何度布団を自分に寄せようと引っ張ってみても布団は動いてはくれなかった。
「………?」
この不思議な現象に首を傾げながら布団が動かない原因を探してみる。
見慣れぬ天井。
裸の自分。
…なのはさん。
まったくもって理解不能な現状。
なぜ自分はなのはさんの部屋で、寝ているのか。
…いや、そんなことよりも。
なぜ隣になのはさんが寝ているのか?だ。
普通に考えればそれは当たり前なことで、この部屋の持ち主であるなのはさんがなのはさんの部屋で寝ていても可笑しなところは何もない。
この部屋で可笑しなことがあるとすれば、それは…私だ。
昨晩何があったのか。
自分が何をしてしまったのか。
どんなに記憶を呼び起こしても納得のいく答えが出ることはなかった。
「くしゅん!」
隣で寝息を立てていたなのはさんが寒そうに体を震わせる。
それもそのはず、上半身だけ起こし考えに没頭していた自分は結果的になのはさんが被っていた布団をも捲り上げてしまっていたのだから。
急いで布団から体を起こし、本来の主の元へ布団をかけてあげる。
するとそれは規則正しく、上下運動という動きを活動させ始めた。
しばらくボーとその運動を目にしていたが、冷たい外気に晒され冷えてしまった自分を包み込もうと両手を体に巻きつける。
そこで再び自分が裸であることに気がついた。
「服…着なくちゃ…」
なんとも間抜けな一言だが、今の自分はそれどころではないのだ。
周りを見渡すとベッドのすぐ脇に脱ぎ散らかしてある自分の服が目に付いた。
服を手に取り、しわを伸ばしながら時間をかけて着る。
悴んだ手は思うように動いてはくれず、改めて自分が冷え切っていることを実感した。
服を着ている間は、深夜ドラマや大人向けドラマなどでよく見るシーンが映し出されていた。
テレビではこうやって服を脱いだ後…男女が大人な関係をするものだが…
そこまで考え頭をブンブンと横に振る。
自分は、なんてことを想像してしまったのだろうか。
空の上を行く憧れの人を平凡な自分がこの手で抱き穢すなんて。
それに、なのはさんにはフェイトさんという立派な恋人がいるのだ。
にも関わらず、そのような想像をしてしまうなんて自分はなんて不謹慎なのだろうか。
自虐的に自分を責めながら、どうしようもない考えを葬り去ろうとする。
「もう忘れよう」
誰に言うのでもなく一人で呟き、気付かれないうちにこの部屋から立ち去ろうと雨音よりも静かに歩みを進める。
部屋の出口でもあるドアに手を差し伸べようとしたその時、思い切り服を引っ張られた。
「ティア…どこに行くの??」
ふとした違和感。いつからなのはさんは自分のことを“ティア”と呼ぶようになったのだろうか?
しかし、今はそんなことより普段の凛々しいその姿からは想像することの出来ないほどか細い声を発し、震えているなのはさんの心配をすることの方が重大だろう。
「なのはさん??大丈夫ですか…???」
そう言いながら後ろをゆっくりと振り返ると涙で顔を晴らしたなのはさんが自分をどこにも行かせまいと必死にしがみ付いている。
「どこに行くの?ねぇ??どこに行くの??」
服に顔を埋められているため、なのはさんがどんな表情で聞いているのかわからない。
けれども、語尾にははっきりとした問い詰めの意味が込められていた。
「えと…自分の部屋に…」
この状態で、どのくらいの時間が経ったのだろうか。
外で降り続けている雨はさっきよりも激しさを増して今にも雷を撃たんとし、風が木々を豪快に揺らす。
しかし、この部屋の状態は変わることなく、ただただ時計の秒針を刻む音だけが静かに響いているだけであった。
自分はというと震えるなのはさんに手を回すことも出来ず。
この世界が本当に現実なのか、夢ではないのか、とひたすらに頭を悩まし続ける。
すると少し落ち着いたのか、なのはさんはゆっくりと体を離した。
「にゃ…にゃはは〜…ごめん!ごめんねティア!!びっくりさせちゃったよね。ティアはただ自分の部屋に戻ろうとしただけなのに、私ったら取り乱しちゃって…その本当にごめんなさい。」
「いえ。私は別に構いませんが…あの…私……部屋…帰りますね…」
ああ!!自分はなんて臆病なのだろうか!!
何もやましい気持ちが無ければ堂々と自分がなぜこの部屋で寝ていたのか聞けることができたと言うのに…
ドアノブの冷たく重い感触をゆっくりと回しながら部屋を出ようとドアを開ける。
廊下の真新しい寒さに体を預けようとしたその時。
腕を引っ張られ、頬になのはさんのキスを落とされた。
「ティア…今日も、待ってるからね?」
……キョウモ???
その言葉を聞くやいなやなのはさんを思い切り突き飛ばす。
ガッターーーーン!!という擬音と共に地に落ちた憧れの空の上の人は無様にも怯えた目で凡人な私を見つめていた。
「今日も…今日もって何なんですか!?意味がわかりません!!それに、いつからなのはさんは私のことを“ティア”って呼ぶようになったんですか!?なんで私はなのはさんのベッドで…裸で寝てたんですか!?!?」
「あっ…ティ…ティァ…」
「なんでそんな目で見るんですか!!なんであんなことするんですか!!なんで…フェイトさんはどうしたんですか!!!」
ああ、喉が痛い。
体が熱い。
自分は何をこんなに怒鳴っているのだろうか。
なのはさんは何故あんなことをしたのだろうか。
フェイトさんはどこにいるのだろうか。
そんなことを考えながら無我夢中で自分の部屋まで逃げ帰る。
怯えた表情をしたなのはさんを置き去りにして、向かい合うことの出来なかった自分は安堵を求め自らの部屋へと走っている。
手足の疲れなど感じず、外気の冷たさなどわからず、外から窓を劈くほどの雨音にも耳を奪われること無く走った。
向かい合うことが出来なかったんじゃない。
あの誇り高く自分を導いてくれた人が怖かったのだ。怖くて怖くて怖くて怖くてどうしようもなく恐かったのだ。
息を乱しながら自分の部屋のドアを開け放つ。
いつもの見慣れた天井。
スバルと共用の二段ベッド。
ティアナ・ランスター。
良かった…ここは、何も変わらない。
自分だけの世界であり、全てを受け入れてくれる空間。
「スバルは…もう出勤しちゃってるか。」
いつも笑顔で話しかけてくれる同居人の不在に戸惑いつつも、今の自分の状態を見せなくて済むことにホッと胸を撫で下ろし息を整える。
手足の疲れからか自然と足がベッドへと向かい、なんとも言えない寒気に身を縮ませ布団をめくる。
「疲れた…今日はもう寝よう…」
いつの間にか外では雷が我が物顔で鳴り響いていた。
「……雷」
そういえば、フェイトさんはどこに行ったのだろうか。
どこに行ってしまったのだろうか。
どこか出張に出てしまったのなら早く帰ってきて欲しいのだが…
ベッドに入り込むと何か硬く冷たいものが足に当たった。
「?なに…???」
自分の部屋にあるはずのない異物。
それは一体なんなのか知りたくて手を伸ばした。
その異物が何なのかとても気になるのに、それに触れてしまったら後には戻れなくなるタブーを犯している感覚。
手が震え、胸は五月蝿いくらいに警戒音を出している。
後ろでは、その行為そのものを叱らんと天候が怒り狂い、自分のことを止めようと窓がガタガタと音を立てていた。
雷はどんどん近づいているのか、光と音が少しずつ重なり始めている。
そして、その異物に触れたとき雷が真後ろに、落ちた。
「あ……あ……いやあああああああああああああああああああああああああああ」
気付かなければ良かった。自分の部屋の異物になんて気付かなければ良かったのだ。
その異物は、銀色に煌きその身を真っ赤に濡らしながら雷の光を受けて金色に輝く鋭利なナイフ。
「そうだ…私は……フェイトさんをこの手で」
蘇るのは自分の罪。なのはさんのことが好きで好きで堪らなかった日々。渦巻く欲望。枯渇した愛情。実行された計画。成功した罰点。上司を埋める感触。
ああ。自分はなんて愚かなやつなのだろう。
自分の欲望に全てを囚われ、大切な上司をこの手で切り刻み、真っ赤に染め上げ、生きている証である音を止めてしまい、結果的に愛する人を傷つけてしまった。
「謝ろう。白状しよう。罰を受けよう。」
それで、何が変わるかわからない。
いや、こんなことをしても何も変わることが無いのはわかっている。
でも、重いのだ。未熟で凡人な自分が持つには重過ぎる罪なのだ…
ならば、いっそのこと愛する彼女の手でそれ相応の代価を支払って貰おうではないか。
ペタ、ペタ、ペタ、と先ほどとは真逆の足取りで愛する人の元へと向かう。
息をするたび白い息が吐き出され、目からは涙が止め処なくあふれ出ていた。
いつの間にか雷は遠のき、再び雨音が世界の音を占領している。
しかし、手に持ったままのナイフは怪しく金色に輝き続けていた。
さっきはとても長く感じられたこの廊下も今は短く感じる。
何故なら目の前には既に愛する人がいる部屋のドアが見えていたから。
コンコンと軽快な音でドアをノックすると、すぐになのはさんの姿が現れた。
さて、どうやって切り出そうか…まあ、どうでも良いか…
自分の罪を白状して楽になろう。
今の自分にはそれしか考えが無かった。
「なのはさん。私」
「ティアナ!!!どこ行ってたの???ねえ!!私が悪かったのなら謝るから!!!ほら、呼び方だって昔みたいに戻したよ??私ティアナ好みの人になるから!!!!だから離れていかないで??フェイトちゃんみたくどこかに行かないで!!!ねえ…お願いだからぁ…」
そう言ってなのはさんが汚い自分を抱きしめる。
小さく弱くなってしまった教導官。
もし、自分が本当のことを白状したのなら、この人は壊れてしまうだろうか。いや、もう充分壊れているのならその先は…。
今わかった。
これが、自分が犯してしまった罪の重さ。受けるべき罰。
贖罪と称して愛する人に刺されるなんてことは夢のまた夢。
忘れよう。今日あったことの全てを……それでは、まだダメか。
それなら、フェイトさんをこの手でかけてしまってからの今日までの日々の記憶をどこか深いところへ閉じ込めよう。
きっと昨日の自分もそうしたに違いない。そうして私は変わることの出来ない日々を送り続けるのだ。
壊れてしまった愛する人と一緒に、壊れたおもちゃのように。この歯車の狂った世界を逝き続けよう。
「なのはさん…なのはさんはそのままで良いんですよ。」
「ティぁ…ん、はぁ…」
全てを忘れさせる甘美な接吻。
一時の快楽に身を任せ、明日への準備を始める。
いつもの場所に服を脱ぎ散らかし、いつものように愛する人を抱く。
「ティア…ナ……はぁ、ふっ…ィアな!!!もう……んっ!!!!」
「…はぁ…はっ……ティア…で良いです…ティアが良いんですよ……なのはさん……」
変わらない日々。変わることの出来ない地獄。健忘と想起。戻れない日常。
目の前に差し出されたパンドラの箱を愚かにも開けてしまった哀れな少女。
この箱を見つけ続ける限り、このお話しは終わることはないだろう。
隣で眠る愛しい人の寝顔。
その顔を眺めながら、最後の仕度に取り掛かる。
手には銀色に煌きその身を真っ赤に濡らしながら雷の光を受けて金色に輝いていた鋭利なナイフ。
そっとドアを開け、長い廊下を歩き、自分の部屋へと足を進めた。
外は小雨が降り続け、灰色の雲が窓いっぱいに広がっている。
明日もまだ真っ青な空は見ることは出来なさそうだ。
あとがき
どこが変わったかと聞かれたら微妙に変わったとしか言いようがないんですが、一応こんな感じに仕上がりましたーwww
あー眠いっす!!とりあえず無限ループって怖くね??がテーマな感じ!w
じゃあ、お休みなさーい(ノ∀`)ノシ
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加筆修正乙です♪
そしてまた鬱に……無限ループwww
ってラストが……えっちぃのはよくないと思いますっwww(//▽//)